はじめに
「彼氏 作り方」
「彼氏いない歴=年齢」
「初体験 年齢」
あなたは検索履歴がこのような単語で埋まったことはありますか?
「中学生になったら彼氏できるかな?」
「高校生になったらできるよな!」
「大学生になったらさすがに……」
学生時代、節目には必ずこんなことを考えていました。
しかしいつまで経っても彼氏はできません。
「社会人になってもどうせ無理や」
大学を卒業する頃にはそう思うようになりました。
現在24歳。
彼氏ができたことがありません。
このことを友達などに白状するとさまざまな質問やリアクションをされます。
「えー!長く付き合ってる彼氏とかいそう!」
「なんで!?」
「理想高いんちゃう?」
「積極的に行動しなさそう」
「向こうの気持ちに気付いてないんちゃう?」
「人を好きになったことある?」
「彼氏ほしいと思ってる?」
…まあ納得してしまう意見も少しはあります。
しかし主張しておきたいことは、私はきちんと恋愛をしたいと思っているということです。
その証拠になるかはわかりませんが、私はとても惚れやすく常に好きな人がいます。小学生の頃は気持ちが冷めて違う人を好きになったこともありましたが、大体は失恋しています。この24年間を思い返すと、想いが実ったことがないわりに失恋の回数が多すぎると思いました。失恋のエピソードを一つ友達に話すと、「私やったら人間不信になってるわ」と言われたことがあります。
「終わりへのはじまり」
これは私に好きな人ができたときに毎回思うことです。
片思いのはじまりは失恋へのはじまりです。
そう理解はしていても彼への想いは止まりません。夜な夜な彼のSNSを探る日々です。なんとなく彼の苗字に自分の名前を合わせてみたり、勇気を出してごはんに誘ってみたりもします。しかし必ず終わりが訪れます。繰り返しになりますが、失恋エピソードを人に話すと大変驚かれます。こんな失恋の経験は女子ならよくあることだと少し思っていましたが、異常みたいです。
このブログは、どうすれば私に彼氏ができるのかを考えるためのものではありません。失恋の経験を一人でも多くの人の目に晒して、成仏するためのものです。あと、私と同じように恋愛弱者の女の子が何かしらの検索ワードでここに辿りつき、「こんな人もいるなら私も頑張ろう」と思っていただけたらこれ以上嬉しいことはありません。
登場人物は仮名にしますが、できるだけフィクションでお送りしたいと思っています。
したがって、思ったよりインパクトがないと思われるかもしれませんが温かい目で見て頂けましたら幸いです。
※ブログを開設するほどなので察しておられるとは思いますが、私は嫌なことがあったら相当根に持つタイプです。